【司教メッセージ】通常聖年閉幕にあたって2025年12月28日

2025年の通常聖年も、本日12月28日の主日ミサ(聖家族)をもって閉幕となりました。
通常聖年閉幕にあたって、名古屋教区松浦悟郎司教様よりメッセージがございましたので、掲載いたします。

【聖年閉幕メッセージ】
この一年を感謝しつつ、希望の巡礼を続けましょう
教区司教 ミカエル松浦悟郎

 今年一年間を通して祝ってきた聖年は、今日をもって閉幕いたします。しかし、この閉幕は終わることではありません。新たな出発の時です。そのために、私たちはこの一年間、祈り、巡礼、またさまざまな企画を通して神の創造の業の原点に立ち返ろうとしてきたのです。
 その原点とは、神がこの世界を創造されたとき、創世記にあるように、「見よ、それは、きわめてよかった」状態のことです。すなわち、この世ははじめ、神と共にすべてが調和の中にあったということです。しかし、時を経て、人間は神に背を向け離れたことで、人間はお互いの間で、また、自然界とも分裂していきました。
 神はこの状態を自らの苦しみとし、御子キリストをつかわし、あらゆるところに分裂をもたらした「隔ての壁」を壊し、一つのからだに結びつけてくださったのです。私たちはキリストによってもたらされた「新しい創造」の完成に向かって共に歩み出したのです。聖年は、この原点を思い起こし、再び希望をもって歩みだすための「安息の時」でした。
 今日、教会は幼子イエスを中心にした聖家族を祝っています。誰もがこの神の家族の中に招かれているのです。間もなく迎える新しい年が、すべての人が神に愛され、招かれていることを感じられるような希望に満ちた平和な年になるように祈りながら、新たな「希望の巡礼」へと出発しましょう。

 以上が、司教様のメッセージです。
 それでは皆様、よいお年をお過ごしください。