9/23 七尾教会、輪島教会への巡礼を行いました2025年09月24日

9月23日(火・祝)、カトリック福井小教区では、恒例の巡礼を行いました。
今年は、カトリック七尾教会、カトリック輪島教会への巡礼です。

朝8時20分に福井教会に集合、総勢17名(フリッツ神父様、カロル神父様含む)で、バスで出発しました。バスの中では皆さん楽しく会話も弾んでいました。
しかし、能登半島の奥に入って行くにつれ、復興が思うように進んでいない姿を目の当たりにしました。
ニュースで報道されることも少なくなっていますが、現地はまだまだ支援を必要としていることを実感した次第です。

まずは、カトリック七尾教会を訪問しました。片岡神父様のお出迎えもありました。
カロル神父様によるミサが捧げられ、その後、シスター1名も交えて、教会内の談話室で、おいしい昼食(お弁当)をいただきました。
カトリック七尾教会は、聖堂の壁面にイタリアの画家が描いたというイエスの美しい絵画がたくさん飾られており、非常に荘厳な雰囲気でした。
しかし、この教会も被災しており、今後、工事が必要になるとのことです。
カトリック七尾教会の美しい聖堂の様子をご覧ください。

その後、バスはカトリック輪島教会へ向かいます。
道路はでこぼこ状態の部分が多く、復興が進んでいないことを思い知らされながら向かいます。
カトリック輪島教会は、震災後新築されました。ここでも片岡神父様にお出迎えいただき、聖堂についていろいろとご説明をいただきました。私たちは、アヴェ・マリアの祈りを捧げ、「あめのきさき」をアカペラで歌わせていただきました。
カトリック輪島教会の聖堂の様子をご覧ください。

その後、輪島市内の道の駅で皆でお買い物。
そして、休憩を挟みながら福井に向かい、途中、海に沈む美しい夕日を眺める幸運にも恵まれ、夜7時30分、福井教会に帰着しました。
天候にも恵まれ、安全に長時間にわたる運転をしてくださったバスの運転手様、旅程を組んでくれた信徒会長らに感謝しつつ、無事に1日の巡礼を終えることができました。

能登半島の復興について、私たちは今後も真剣に考えていく必要があると実感させられる1日でした。
皆様、能登半島の復興に向けて、お祈りください。

以上、簡単ではございますが、9月23日の巡礼について、ご紹介させていただきました。